制作の流れ

未来をつくるkaigoカフェ様とのコラボプロジェクト、「始まりの名刺プロジェクト」から生まれた名刺です。渡辺様の手書きのラフ画をもとに、お名前の中の「桜」の文字をコンセプトとしてデザインを行いました。全体的に柔らかなテイストにしたいとのご要望でしたので、デザインだけでなく、手触りからもその柔らかさが伝わるよう、ぬくもりを感じられる和紙のような紙を使って印刷をしました。

ご本人からのメッセージ

介護の仕事につくきっかけ

 OL時代、同居の祖父が認知症になり母が自宅で介護をしていました。身体的介護はあまり必要としませんでしてが、失行・幻聴・失認からくる祖父の行動の変化は、私の母を精神的ストレスで苦しめました。当時の家の雰囲気はとても悪く、母と祖父を見ているのがとても辛かったです。その頃私は、祖父に対して安心してほしいという思いでしかいなかった為、介護は出来る人がやれば良い、そうすれば家族介護で苦しんでいる人が少しでも楽になるのではないかと思い始め、介護専門職になろうと思いました。

名刺に込めた思い

デザインについては、 自身の名前の文字を入れたかった。 癒しを生みという願いから自身が癒される緑の葉っぱを全体に入れました。作った当初は、ヨガを通して介護(福祉)業界に癒しを生み出したいと思い、自身のハンドルネームの中に「ヨガ」という文字を入れました。

今後のビジョン

 現在は、名刺を作成した当初とは少し変わっています。ヨガで癒しを生む事について考えていましたが、今は環境にも人に配慮した生き方の大切さを感じることが多くなってきました。オーガニックやエシカルな考え方が福祉にどう繋がるかを形にしていきたいなと考えています。